奇談

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監督　小松隆志
原作　諸星大二郎「生命の木」(集英社刊「汝、神になれ鬼になれ」所収)
キャスト
佐伯里美・・・藤澤恵麻
稗田礼二郎・・・阿部寛
静江・・・ちすん
中原巡査・・・柳ユーレイ
重太・・・神戸浩
加納英臣・・・菅原大吉
三戸部孝蔵・・・土屋嘉男
芹沢・・・堀内正美
洗礼のヨハネ・・・白木みのる
住職・・・一龍斎貞水
お妙・・・草村礼子
桐島神父・・・清水紘治
小杉新吉・・・田中紺海
田崎純子・・・森脇英理子
7歳の里美・・・山田夏海
善次・・・やべけんじ
風呂の老人・・・守田比呂也
7歳の静江・・・甲野優美
黙示録のヨハネ・・・プリティ大田
使徒ヨハネ・・・赤星満
善次の声・・・三ツ矢雄二
ナレーション・・・津嘉山正種
予告だけ見て、見に行った。
キリスト教もの。
隠れキリシタンの村があって、そこで謎の神隠しが発生するという話。
まぁ生命の木やら知恵の実やら、話だけはぽんぽん出てくるけど、理解するに至れない。
話自体はよく出来るかも知れないが、ベースとなる聖書があまりにも断片的かつ曖昧にしか知らないので話についていけない。その辺がもっと分かってると、楽しめると思う。
というか、もう少し聖書の話とリンクさせてくると思ったのに。。。
ユダ＝ジュダ＝重太ってのは少し受けたが、善次をどうやったらイエスになるのかさっぱりわからん。。。
前半は重いテンポで主人公の女性の話が中心だった。これも後々の伏線になってて、後半盛り上げるための道具なのだろうと辛抱強く見てたが、たいして盛り上がらなかった。物語の終わりにすべては謎に包まれたままだとか言っちゃあだめぽ。

「おらもつれていってくだせ〜」

ちなみに、レイトショーで１３００円だたよ。